12年間、ありがとうございました。
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ご 報 告
私小倉まさのぶは、次期総選挙に出馬しないことを決断し、党や後援会の関係者に報告しました。
このところ体調不良が続いていたため、総裁選が終わり、総選挙が目前に控えるにあたり、病院で検査を受けたところ、その結果が想像以上に優れず、医師より、全ての活動を控えて治療に専念をすべきと強く勧められました。
今から十三年前に公募候補として政治活動をゼロからスタートし、幸いにも、四期、十二年もの間、国会議員を務めさせていただき、一昨年には大臣を拝命しました。これも、浅学非才な私を多くの方が支えていただいたおかげです。この国のためにまだまだ働きたいとの気持ちと、更なる活躍を期待する支援者の方々の期待に応えなければならないとの気持ちがあり、検査結果を受けて大変悩み苦しみましたが、間近に控える選挙の期間中あるいは当選後の任期中に体調が悪化し、責任を果たせなくなるほうがご迷惑をかけてしまうと判断し、断腸の思いで、ここで政治活動に一区切りをつけ、体調の回復に専念することにしました。総選挙が迫る中で後任候補のためにも一分一秒でも早く出処進退を決断しなければならなかったため、お世話になった方々にとって突然の決断となってしまったことを深くお詫び申し上げます。
政治経験の全くない私をここまでご支援くださった皆様に心から感謝しています。十二年の短い間でしたが、総務大臣政務官として全国をまわり地方創生に携われたこと、自民党青年局長として同世代の仲間と一緒に政策を磨き選挙を戦えたこと、内閣府特命担当大臣としてこども家庭庁の設立や異次元の少子化対策に関われたこと、国会で旧統一教会被害者救済法や政治資金規正法改正の提案者として被害者の救済や政治の信頼回復に努めてきたこと、そして、町田市・多摩市選出の議員として地元の皆様とともにまちづくりを進められたことなど、全てが私にとってかけがえのない宝です。今後はこうした活動が続けられないことを非常に辛く悔しく思いますと同時に、私の更なる活躍を期待してくれていた支援者の皆様に大変心苦しく申し訳なく思います。
次の選挙も戦うつもりで準備を進めてまいりましたので、解散総選挙が間近に控える中、党や地元の支部には候補者選びや選挙準備など多大なる負担をかけることになります。関係者には大変申し訳なく思います。
本来ならば、お世話になってきた方お一人お一人にお会いしながら感謝を申し上げねばなりませんが、体がそれを許してくれません。書面でのご報告になりますことをお詫び申し上げますとともに、私の心からの謝罪と感謝の気持ちをお伝えすることができれば幸甚です。
私自身のこれからの人生については未だ何も決めておりませんが、体調が万全に回復した後に、私が得てきた経験を少しでも誰かのお役に立てられるのであれば、それを何らかの形で社会に還元することでお世話になってきた方々へご恩返ししていきたいと思います。
令和六年 十月